女性薄毛原因
女性でも、薄毛になってしまう人がいるのはなぜでしょうか?薄毛になってしまう方は、遺伝や生活習慣の乱れなど様々な理由が考えられますが、ここでは、薄毛になってしまう5つの原因についてご紹介させて頂きます。


1.加齢によるホルモンバランスの変化
女性ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスが変化することによって薄毛や抜けが起こります。女性は卵巣機能の低下により35歳頃から女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が徐々に減りますが、50歳前後の更年期には急減し、薄毛、抜け毛が加速します。女性ホルモンの減少が、発毛を促進するタンパク質の遺伝子発現の低下を引き起こし、薄毛の原因となっているという研究結果も発表されています。

2.甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンが少なくなる甲状腺機能低下症は、顔のむくみや疲労感をはじめ、1日あたり300本以上の抜け毛が症状として現れます。甲状腺ホルモンは、からだの全ての臓器の細胞を活性化させるだけでなく、髪の毛のもととなる細胞も活性化させる働きをもっていますが、甲状腺ホルモンが少なくなると生死に関わる臓器に先にホルモンを配分し、髪への配分は後回しになります。その結果細胞活動が弱まり、新しい髪が生えないことにより薄毛になります。薄毛に悩む10人に1人がこの甲状腺機能低下症と言われています。

3.生活環境、生活習慣
バランスの悪い食事や、アルコールの摂り過ぎは薄毛の原因となります。髪の成分の95%は、ケラチンというタンパク質です。髪を健康に保つには良質のタンパク質やそれを正常に送り込むビタミンやミネラルが欠かせません。それには毎日バランス良く食べることが大切です。また、紫外線の強い季節に長時間太陽を浴びると、顔の皮膚と同じように、髪にも頭皮にもダメージを与えます。紫外線が毛母細胞の働きを衰えさせ、抜け毛、薄毛、白髪の原因になってしまうのです。日焼けしやすい髪の分け目から薄毛になることが多いのは、紫外線の影響だと考えられています。また、夏は汗をかきやすいですが、汗により頭皮が炎症を起こし、細菌が繁殖し、抜け毛の原因になります。

4.血行不良
ストレスや冷えで頭皮がこり固まり、血流が悪いために毛根に栄養が行き届かず、薄毛、抜け毛が起こります。健康な頭皮は青白い色をしていますが、疲れていると思う時にファイバースコープで頭皮を観察すると、赤い血管がいくつも浮き出ています。寒さなどによる肩こりにも注意が必要です。肩周辺の筋肉が収縮することでうっけつを起こし頭皮への血液が巡りにくくなるからです。また、血行が滞っていると、いくら高価な育毛剤を使っても、必要な栄養成分が頭皮に浸透しにくいので効果も半減してしまいます。

5.間違いだらけのヘアケア
間違いだらけのヘアケア

シャンプーの時に、知らず知らずのうちに爪で頭皮に傷をつけ炎症を起こしてしまっている場合があります。髪を洗うお湯の温度は、38度前後のぬるめが正解です。高温のお湯で洗うと頭皮に過剰な刺激を与えることになります。また逆に冷たすぎるのも髪や頭皮の汚れが落ちにくく、血行不良の原因となるので良くありません。また、シャンプーの後は、自然乾燥が良いと信じ込んではいませんか?濡れたまま長時間放置しておくと、頭皮に細菌が繁殖してしまい薄毛、抜け毛の原因となります。

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